sumaho1

現在、野菜を中心とした冷蔵発送をしております。 今後は冷蔵発送に加えて冷凍食品(冷凍発送)も視野に入れて開発準備中です。今考えているのは、”希望者に限り”月に1回程度の発送です。
冷凍食品の例;コロッケ・野菜饅頭・餃子・パン菓子類・生パスタやうどん類・トマトビューレなど
パスタ類・餃子以外はすでに生産しており、いずれも当農園の直売(農園マルシェ)では人気の高い商品です。
 
これらの商品製造には麦類の生産が必要であり、同時に人員の増強・育成・圃場の確保が不可欠です。もう一つがお米生産者グループの整形確保のために、田んぼの二毛作化(お米と麦)です。
 
現代病であるアレルギー・アトピー・癌などの多発は主には除草剤・化学物質・配合飼料・抗生物質の多用が一因です。除草剤を排し、低窒素栽培となる草木堆肥施肥による安全で美味しい野菜・穀類・加工品の生産、製造に努めてまいります。
みなさまのご支援をお願いいたします。

1 巻き掛かっている白菜 2 草木堆肥を振り、耕そうとしていましたら、
スコップの先に蝶々が群がってきました。
草木堆肥の甘い香りに誘われたようです。
3 葱の土寄せ作業風景 4 除草剤を使わない自然栽培は草との闘いです。
ここはつい一ヶ月前に除草したばかりでした。
5 草木堆肥歴22年の2番の圃場 6 今期最後の玉ねぎの植え付け😊 7 ニンニク🧄キレイに出揃い、ゆっくりと成長中。
ニンニクは長い時間畑に居座ります。
9 ビーツ 10 日が落ちる直前の3番の畑の風景

※写真は昨年以前のものもあります。
 有機肥料を使わない 
 自然栽培農産物生産グループ 
sumaho2

 
むかし野菜グループの自然栽培』
木の枝を破砕し、草を刈り、木屑や葉っぱ・草を草木堆肥にして、定期的に土壌に投入する。
草木堆肥で土壌を育て、自然と土の力で農産物を育てています。有機無機を問わず肥料は使わない。
数年掛けてこの気が遠くなる作業を繰り返し、ふかふかに肥えた土が野菜を育てます。
この農法は余りにも手が掛かるため世界でも途絶えており、残念ながらむかし野菜(ムラ)』でしか行われていないようです。この農法を自然循環農業と言い、化学物質を畑に持ち込むことを極端に嫌います。
その意味で私たちは畜糞・米糠・油粕などを用いた有機肥料栽培とは一線を画しております。

肥えた土とは
土壌の中にはウィルス・菌類・微生物・小動物が棲んでおり、彼らは共生したり、食い合いながら特定のウィルスや菌類等が繁栄しないように自然状態を保ち続けます。これが自然浄化システムです。私たちの仕事は彼ら達に安定的に草木堆肥という餌(葉っぱや草などの有機物)を与え続けることで肥沃な土壌ができます。畑を耕しているのは菌類・微生物達であり、土壌を育てると言う意味です。

 
不耕起・深水管理の自然栽培のお米』
稲の収穫後、雑草が生い茂る水田には幾多の好気性微生物が繁殖し、久住山系から流れ込む水を水田に張ってからは嫌気性微生物が繁殖し、田圃を肥えさせてくれる。田圃には腐葉土の下をくぐった栄養分豊かな水を常に深く張り続けるために肥料や除草剤は必要ない。
自然栽培のお米は毎日の食事に欠かさないものですからリーズナブルな価格設定にしており、現在、年間契約者が増え続けております。
 

 

mugi-fumi

むかし野菜の農産物の特性

  
「完熟野菜が美味しい」
肥料に頼った栽培では野菜は豊富な窒素分によって常に成長し続けます。それに対して窒素分の少ない低窒素土壌では他の栄養分(ミネラル分等)を吸収しながらじっくりと育ちます。土中に窒素分が少なくなると野菜は生長を止め、糖分とビタミンに富んだ完熟野菜となります。

(お客様からのお便り)
●包丁の入りが俄然良くなり、筋を感じない肉厚な野菜に驚きました。
●子供達のお皿に残しものが無くなりました。繊維が口に残らないからでしょう。嬉しいです。
●味の濃さと香りの良さがやさしい。今まで私たちは何を食べてきたんでしょう。

 
「草木堆肥には生命に不可欠なミネラル分が一杯」
草木堆肥の主原料となっている木は地中深く根を張り地表面に乏しくなったバランスの良いミネラル分が多量に含まれております。野菜の生長に不可欠なもう一つの栄養素であるミネラル分は生き物の正常な細胞を形成してくれます。同時に野菜に旨味をもたらせます。これが栄養価の高い野菜なのです。

(お客様からのお便り)
●毎年風邪を引き込んでおりましたが、寝込むことがなくなりました。
●便秘が酷く悩んでおりましたが、お陰様で毎朝すっきりとした気分で過ごせることが嬉しいです。
●不妊治療で苦しんでおりましたが、この野菜達のおかげで無事に子供を授かりました。
●アトピーが酷く苦しんでいた子供達が半年でほぼ完治しました。
 医者からも見放されていたのに本当に感謝感謝です。

 

sentei

 
「年間百種類以上の旬菜達が食卓を彩る」
ハウス栽培全盛の現代農業において、むかし野菜では多くの野菜が露地栽培です。希少な露地栽培野菜達は、みな、旬菜です。旬菜は自然に順な野菜達であり、栄養価も高いのです。
これら旬菜を一回当たり13~16アイテムを揃えて皆様の食卓へお届けしております。
気候変動が進み、毎年試行錯誤を繰り返しながらこの少量多品種の野菜を季節毎に揃えていくのは難しいことなのです。

(お客様からのお便り)
●以前は今日の献立を考えるのが苦になっていました。今では届いた野菜で何を作るかと考えれば良く料理が楽しくなりました。スーパーへ行く機会もめっきり減り無駄使いをしなくなりました。
冷蔵庫に野菜が無くなると不安になり、野菜が届くのが待ち遠しいです。
●今までは家族4人無言でご飯を食べていましたが、むかし野菜が届き始めてからは野菜の事で話が盛り上がり、今日の料理は美味しかったとか、こんな風に調理してくれたらとか、食卓に家族の会話が戻ってきました。ありがとうございました。

 

syukka

  
「自然循環農業が日本の農業を復活させる」
草木堆肥を使った自然栽培は土作りの歴史です。手間と時間は要しますが、土が育つまではさつまいも・小麦・大豆などを栽培し、数年を経過したら野菜を植え、10年を越えた当たりから野菜は驚くほど美味しくなり、収穫量も肥料栽培と同等になり、20年を越えますと、慣行栽培の1.5倍ほどになります。
自然栽培は収穫量が低いという定説をひっくり返してしまいました。私たちは迷走する日本の農業を自然循環農業によって復活させることを願っております。

  
自然栽培農業の消費者への啓発・啓蒙活動
自然栽培の真の主役は消費者達です。現在、日本全国の定期購入のお客様は350名、地元大分での直売所農園マルシェには150名ほどのお客様が居られます。ただ、この美味しい野菜達を慈しんで頂ける消費者が増えていかないことには私たちの取り組みも成就しません。
現在この農法に取り組んでいるのはむかし野菜だけで、孤軍奮闘している状態です。
そこでむかし野菜では、毎年数回農園体験会を開催し、ご家族に農業現場での堆肥作り・施肥・種蒔き・植え込み作業・試食会などを行っております。
子供達は当初はおっかなびっくりですが、最後は「楽しい!」と連呼し始めます。
この農法の説明に時間を要しますから体験会と併行して本を執筆して、自然と土を肌で感じるやさしさを理解して頂けるように努めております。

 

taiken

  
自然循環農業の後継者育成
この農法は手間が掛かるだけではなく、めまぐるしく変動する自然環境の変化に対応していくことが求められます。一通り覚えるだけでも3年は掛かります。作付時期や管理対応がある程度出来るようになるまでに10年を要します。経験と勘が養えるには更に10年を要します。以降は学ぶことの連続です。
それでも農園のスタッフ達はこの農業に誇りを持ち、もっと楽な農法に変えようとは考えていません。
ライフワークとして一生の生き甲斐を感じているからでしょう。
この農法の承継者を育てるための「結いの仕組み」(共同作業)を作っておりますが、力不足で多くの若者達を受け入れることが出来ません。消費者と生産者が価値観を共有し協力し合うことが大切です。
皆様には温かいご支援とご賛同を心よりお願い致します。

 

fukei2

むかし野菜 の「自然栽培米」と「自然栽培の麦製品」

 

「自然栽培米の物語」

除草剤・化成肥料・畜糞などは一切使わず、自然の営みに任せた自然栽培です。
余分な肥料分が無いため、食べても食べてもまだ食べれる透明感のある美味しさです。
当農園では「深水管理によるお米作り」をグループで生産しております。
久住山系から流れてきた沢の水は腐葉土の中を通り、ミネラル分他栄養価に富み、本来肥料は必要ありません。沢の水をお米の収穫目前まで絶やすこと無く水田に循環させています。
多くの水田では頭を悩ます雑草対策のため必ず除草剤を使います(それは畑も同じ)。
深水管理では20センチ以上の深さまで水を張っていますので、雑草は呼吸が出来ず繁茂することはできません。除草剤は必要がなくなります。
 
お米を刈り取った後、耕さず雑草を生やします。その意味では不耕起栽培です。
雑草の背丈は高さ30センチ以上まで伸び、土壌には好気性微生物・菌類が繁殖してきます。
稲苗を植え込む直前に水を引き込み耕します。水田は雑草の根が腐植しどろどろ状態となり、今度はそれを餌にして嫌気性微生物が猛繁殖します。
数年経過すると、水田は微生物層に溢れた栄養価に富んだ土壌に変化してきます。そのため、畜糞・化成肥料は必要が無いのです。
 

kome

 
どうですか自然栽培米が美味しそうに見えてきましたでしょうか?
お米は毎日の主食です。むかし野菜の仲間の方々に是非食べて頂きたく価格はリーズナブルに設定しています。
白米(5・7分搗きも) ; 3,250円/5㎏
玄米          ; 3,000円/5㎏
(両方とも3㎏からご用意しております)
送料も嵩みますので、野菜とセットにしてお届けしております。
(お米は受注発送にしております)

 

「麦物語」

mugibatake

この畑は草木堆肥を使い4年がかりでようやく低窒素栽培に成功した麦・大豆専用畑です。
小麦アレルギーに苦しみ、パン・ケーキ類を食べることが出来ない子供さんが多く、ノン除草剤・低窒素栽培の麦を育てられたらきっとアレルギーは発症しないと仮説を立てて実験栽培を重ね4年目にしてようやく麦の収穫にたどり着きました。
農業試験場からは麦は低窒素栽培では決してできないと言われていましたので、ようやく麦の収穫が出来た時は本当に嬉しかった。

小麦粉にして食してみましたらしっかりとした麦の味と香りがしたのには感動しました。
早速、とある保育園の園児たちに食べてもらいました。アレルギー症の児童が8名居ましたが、全員アレルギーを発症しませんでした。苦労が報われた瞬間でした。奇跡の小麦の誕生です。
 
麦製品; 小麦粉・麦茶・麦ごはんセット(日本の古代麦をブレンドしています)

同時並行して実験生産してきた日本固有の一粒小麦(欧州のスペルト小麦のようなもの)をブレンドした小麦粉は当農園の加工品や惣菜(野菜饅頭・コロッケ・餃子・やせうま・パン・菓子類など)に使っております。小麦粉の味と香りが際立ち、存在感のある加工品になりました。
 
※日本の食品表示法の改訂
 現在、遺伝子組み換え小麦や大豆が加工品その他に入っている可能性が高いです。
 この法律の趣旨は正しくアメリカ産の遺伝子組み換え作物の表示義務を無くしたことです。
 遺伝子組み換え作物は除草剤を使用しても枯れない遺伝子を組み込んでいます。
 改訂の理由は皆様でお考え下さい。

mugibatake2

ご購入方法 

syukka-yasai
旬菜は食べてみないと分かりません。 

初めての方は、先ずは、「お試しセット」をお申し込み下さい。
 
お試しセットの発送は、毎週メニューが変わりますので、隔週にて2回、野菜の種類を変えてお送り致しております。
漬け物・農産物加工品や無添加海産物もお届けします。
最新の配送野菜は、今週の配送野菜をクリックしてご覧になり、ご参考にして下さい。
 

商品総額は一回当たり、3,000~3,500円程度(税別・送料別)になります。
 ※農園からの配送料金は1,300円前後です。
お試しセット終了後、こちらからご継続の意思確認を行います。
体感頂いた後、農園の価値観と同じであれば、是非ご継続ください。
その際、海産物の要否・野菜等の量の調整を致します。
 
自然栽培のお米の定期購入 (お米は、受注発送となります)
白米3,250円/5㎏、玄米3,000円/5㎏と自然農米としてはリーズナブルな価格です。
お米は農家ストックの関係上、緩やかですが年間予約としておりますが、先ずは白米・玄米のお試し購入から始めてください。
体の中にすーっと入っていく美味しさです。
 
定期購入へお進みの方は皆様野菜を通して農園の仲間と言うことになります。
 
〇お申込み先
むかし野菜 TEL/FAX; 097-535-7372、若しくは 携帯電話; 080-2725-9092(佐藤自然農園)へお問い合わせください。
・メール;お試しお申込みフォームをクリックして下さい。
御名前・御住所・電話番号・郵便番号・ご家族数・ご希望の発送日及び着時間帯などを添えて、お申し出ください。
毎週月・水・金の3回発送を致しており、関東は翌々日の午前中、関西は翌日の夕方、九州は翌日の午前中に着きます。
 
※「お届けするお野菜」については、お届けするお野菜をクリックして、ご覧下さい。
 
※定期購入については、配送(定期購入)をクリックして、ご覧下さい。

農園マルシェ

【問い合わせ】 電話番号097-535-7372    携帯電話080-2725-9092
 
marushe
 

定期的にマルシェを開催し、年間100種類以上の旬菜・自然栽培のお米・麦類・大豆などの加工品・お漬け物・惣菜なども揃えており、一般にはお目にかかれない野菜もお客様と調理の仕方など対話しながら販売しております。
 
●場所:むかし野菜社屋広場 大分市野田(博愛病院横)
●開催日: 毎週 土曜日9時30分~12時(第2土曜日は休園です)
      毎週 水曜日9時30分~無くなり次第終了(15時頃)
      ※惣菜・おやつ類の販売は土曜日のみです
●販売商品:季節の露地野菜・果物、漬物、無添加海産物、穀類及びその加工品
      季節によってはトマトソースもあります。
 (主要穀類)・自然農のお米、古代麦(弥富もち麦)、ブレンドの小麦粉
       ・裸麦と古代麦の麦ご飯セット、裸麦の自家焙煎麦茶
 (漬物)  青瓜の粕漬け、高菜、大根の糠漬け、大根甘酢漬け、紫蘇の実の味噌漬け等
       (漬物は季節に応じて作っておりますので、種類は豊富ですが、やはり旬菜の漬物となります)
 (加工品) 無添加醸造味噌、黄な粉、お餅など、
 (惣菜・おやつ類)「野菜万頭」「ピロシキ」「コロッケ」「ピザ」「パン」「スコーン・クッキー」
          「パウンドケーキ」など、
 
※「ブレンド小麦粉のクレープ」「やせうま」「石垣餅」「ダンゴ汁」などはレシピを添えております。
※使用している小麦粉は九州品種の中力小麦(筑後いずみ)90%と日本の原種である古代麦(弥富もち麦)10%をブレンドしたものです。小麦アレルギーは発症しません。
 

kakou-hin
 

「惣菜とおやつ類」

  
○むかしおやつ(石垣餅・やせうま・クレープなど、これはご家庭でも簡単に作れます)
○コロッケ(パン粉は農園のブレンド麦でパンを焼きその粉を使用)
○野菜まんじゅう(餡と皮、先ずはジューシーな野菜餡の味が、次に麦の味香りが口一杯に拡がります)
○季節の野菜ピザ(台生地は、半全粒粉のブレンド粉、麦の香りが引き立ちます)
○焼き菓子(リンゴやバナナケーキ・さつまいものタルト・スコーン・ジンジャービスケットなど)
 
ここでの主役は小麦粉です。
生クリームでもバターでも無く、フルーツでもありません。
多発し続ける小麦アレルギーの原因は、品種改良だけではなく高窒素栽培によるハイグルテン仕様と除草剤などの農薬・化学物質ではないでしょうか。
土作り開始後、5年経過して、採れた小麦と古代麦のブレンド粉を使ったやせうま・団子汁(大分の郷土料理)を作り試食してみた。
麦を作った農園主が驚いた。
口一杯に拡がる麦の風味と旨みの豊かなこと。

 

yaseuma

ブレンド小麦粉と農園で採れた大豆を焙煎した黄な粉によるやせうま

  

ishigaki-mochi

石垣餅。古代もち麦を全粒粉にしてブレンドしています

 
 
tomato-sorce

トマトピューレ

 
piza

ハーブピザ

 

惣菜とコロッケ

 
 
 

korokke

玉葱・葱・セロリなどを通常より倍以上加えたコロッケ

 
「惣菜」;原料は農園の野菜と穀類です。
 古代麦使用によりアレルギー体質の方も食べれます。
 
「コロッケ」プレーンと旬菜コロッケがあります。
 農園のブレンド粉でパンを焼きパン粉にしています。
 ○プレーンコロッケ;じゃがいもと玉葱若しくは葱が原料。
  肉はハーブで臭みを取っております。
 ○旬菜コロッケ;肉は不使用。
  牛蒡・黒大豆・大豆・エンドウ豆などの季節野菜を加えた
  野菜コロッケ。
 
 カリカリのパン粉と旨みが特徴です。
 水を吹きかけ、オーブントースターで焼くと美味しいです。

 

野菜まんじゅう

 

yasai-manjyu

野菜饅頭

 
旬菜を粗めにカットし、合い挽き肉と玉葱に古漬けを加えた餡をブレンド粉の皮に包みました。
最初にジューシーな野菜の旨みが来て、麦の味香りが追いかけてきます。
いずれも半全粒粉を使用しておりますので、ずっしりとお腹に溜まります